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自動車保険の等級の仕組み

自動車保険の等級の仕組み

 自動車保険には、等級という仕組みが導入されていて、この等級によって保険料に大きな影響が出てきます。通常、自動車保険に新規で加入する時は、6等級からスタートし、その後、事故を起こさずにいれば年々等級が上がって行き、それに伴い保険料の割引率が上がり保険料は安くなって行きます。

しかし、事故を起こして保険を使えば等級が1~3等級下がり、この等級と連動して保険料の割引率も小さくなっていきます。このように、自分の現在の等級によって、保険料は安くも高くもなるという事になります。

なお、ここで言う等級とは「ノンフリート(等級)」の事で、所有する車が9台以下の場合の契約形態を「ノンフリート契約」と言い、10台以上の車を契約する場合は「フリート契約」と言います。フリート契約は、通常、多くの車を所有する法人などの場合の契約形態です。

等級の仕組み

等級は、1等級~20等級までの20段階に分かれていて、1等級が最も低く20等級が最も高い等級という事になります。

自動車保険に初めて加入する場合は、6等級からスタートし、保険を使う事故を起こさなければ、翌年は等級が一つあがり7等級になります。毎年無事故で過ごしていけば、15年程度で最高の20等級になっていきます。

ここで「保険を使う事故」と表現しましたが、これは、事故を起こした場合でも、車の修理費などに保険を使わず自腹を切った場合は、まったく等級に影響しないと言うことです。

事故を起こし保険を使った場合は、等級は3等級ダウンし、翌年からの3年間は「事故有等級」が適用されるので、保険料の割引率も下がってしまいます。

たとえば、現在15等級の人が事故を起こせば、翌年の等級は3等級ダウンして12等級になります。この場合、通常の12等級の場合なら、割引率は47%ですが、事故を起こした場合は「事故有等級」が適用されるので、このケースの場合は12等級で事故有割引率の27%が適用される事になります。事故無の場合と比べ、20%も割引率がダウンしてしまいます。

そして、2年後には13等級(29%割引)、3年後には14等級(31%割引)となり、この間はずっと事故有等級が適用され、4年後に元の事故無等級の15等級(50%割引)に戻る事になります。

ただ、保険を使った場合でも、全てで3等級下がるわけではありません。車両保険で、火災・台風・地震などの自然災害によるものや、盗難やイタズラなど、自分の力では防ぐ事が困難な事故の場合は、「1等級ダウン事故」となり、等級も1等級しか下がりません。

この場合は、事故有等級の期間と事故有割引率も来年1年のみとなり、2年後には元の等級に戻ります。

また、保険を使っても等級が下がらない「ノーカウント事故」というのがあります。無保険車傷害保険、人身傷害保険、搭乗者傷害保険については、保険を使っても等級に影響がありません。通常通り、翌年には等級が1つ上る事になります。

事故無等級と事故有等級による割増引率表

割増等級 割引等級
1 2 3 4 5 6(F) 7(F) 8 9 10
無事故
割増引率
64 28 12 2 13 19 28 40 41 43
事故有
割増引率
64 28 12 2 13 19 20 21 22 23
割引等級
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
無事故
割引率
46 47 48 49 50 52 55 57 59 63
事故有
割引率
25 27 29 31 33 36 38 40 42 44

※ 割増引率は平成26年8月現在の値です。
※ 赤字は割増率を表します。

事故を起こした場合は、もとの等級に戻るまでの1~3年間は「事故有等級」が適用され、上図の「事故有割増引率」が適用されます。

参考)

等級ごとの割引率は、2012年10月に等級制度が変わってから段階的に変更見直しが行われています。最終的には、平成27年10月1日以降の率で確定しますが、それまでの期間は毎年変更が行われます。

「無事故割引の変更時期」

  1. 平成25年10月1日~平成26年9月30日
  2. 平成26年10月1日~平成27年9月30日
  3. 平成27年10月1日以降

なお、「事故有割引率」については、平成25年10月1日以降の値として上記の割引率(割増率)が適用されています。(現時点で変更の予定はありません)

保険会社を変えたらどうなる

等級が下がるなら、いっそのこと保険会社を切り替えれば良いと考えるかも知れませんが、保険会社を変えても等級は引き継がれます。ただし、13ヶ月以上の保険に加入していない期間があると、等級がリセットされてしまうため引き継ぐ事はできません。

13ヶ月以上経過してから新しく自動車保険に入る場合は、また6等級からのスタートとなりますので、保険料は高くなる可能性があります。また、13ヶ月以上も任意保険無しで車を運転すること自体が危険ですから、これはやめておいた方が無難でしょう。

等級の引継ぎは、一部の共済を除き、国内で営業する損害保険会社でできます。また、等級の正当性は契約の時にチェックされます。任意保険を契約した時に、契約手続きの中で、「申告された等級が正しいか診査します」という案内がありますので、この中で等級の正当性を確認しているのでしょう。

つまり、正しくない等級を申請しても、このチェックの時に見つかりますから、ウソの申告はしない方が良いでしょう。

初めて契約する場合の等級

自動車保険に初めて入る場合は、6(S)等級からのスタートになります。また、2台目以降の車で契約する場合は、「セカンドカー割引」が適用でき、等級も7(S)等級からのスタートになります。

7等級の場合は、年令条件の「21歳以上補償」の段階から割引(11%割引)が適用されますし、26歳以上からの割引(40%割引)が6等級と比べ大きくなるので、2台目からの車で保険に入るなら、必ず利用したい割引です。

セカンドカー割引は、保険会社が1台目と異なっていても利用できますが、対象になる契約は「ノンフリーと契約」のみで、「フリーと契約」は対象になりません。

割引率は、「等級」と「運転者年令条件」により以下のように決まります。

等級 運転者年令条件 割増引率
6(S) 年令問わず補償 28%割増
21歳以上補償 3%割増
26歳以上補償 9%割引
35歳以上補償
7(S) 年令問わず補償 11%割増
21歳以上補償 11%割引
26歳以上補償 40%割引
35歳以上補償

※ 平成25年10月1日以降の割引率表です。

年令条件は、保険会社によって「35歳以上補償」ではなく「30歳以上補償」としている保険会社もあります。

また、割引率も保険会社によって異なる場合もありますので、自分の加入する保険会社の場合を確認してみるといいでしょう。

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