自動車保険の保険料相場
自動車保険に加入する時に、自分の場合ならどれくらいの保険料になるのか、相場を知りたいと思う事もあるでしょう。しかし、加入しようとしている自動車保険の補償内容や、加入する人の年令や等級などによって保険料は全然違いますから、相場が分かったからと言って、その通りになるという保証はありません。
しかし、そうは言っても知りたいのが人情でしょうから、自動車保険の相場と言えるかどうか微妙なところですが、他の人がどれくらいの保険料を払っているか調べた調査結果を載せておきますので、参考にしてください。
また、実際に任意保険に入った人たちの「加入例」などを参考にしたい方は、「任意保険の加入例」も参考にすると良いでしょう。
まず、年代別に任意保険料がどのくらいになるか、年令条件だけを変えて国内大手損保で見積もりをしてありますので、その結果をご覧ください。
新規で加入する場合を想定しています。契約者の年令は34歳、等級は6等級、対人・対物は無制限、人身傷害は3,000万円、搭乗者傷害は1,000万円、車両保険は一般車両型で保険金額は120万円、免責金額は5-10万円です。車はホンダ・フィットです。
年令条件 | 保険料 |
---|---|
年令問わず | 231,330円 |
21歳以上 | 109,210円 |
26歳以上 | 73,920円 |
30歳以上 | 72,520円 |
年令条件を変えただけで、かなり保険料に差が出ています。年令問わずの場合と21歳以上の場合では、2倍以上の開きがあります。
補償内容は充実したものになっていますので、このM損保の場合は、これくらいの保険料になります。ただし、同一条件で他社でも見積もりをすれば、また違った保険料となりますので、一括見積もりサービスを使って保険料を試算してみると良いでしょう
他の人はどれくらい保険料を払っているの
以下は、楽天が行った自動車保険の保険料に関する調査結果を基にしています。
年間の保険料 | 割合 |
---|---|
5万円未満 | 56.8% |
5万円~10万円未満 | 34.3% |
10万円~15万円未満 | 6.5% |
15万円~20万円未満 | 1.3% |
20万円以上 | 1.1% |
この調査によると、年間の保険料が5万円未満の比率が56.8%ですから、過半数以上を占めていて、次いでは、10万円未満の34.3%となっていますから、全体の90%程度の人は、年間に10万円未満の保険料を払っていた、という事になっています。
この事から、補償内容などの各種条件を考慮しないで言えば、ダイレクト自動車保険の場合で年間で5万円以下、月間なら約4千円程度であれば妥当な保険料と言えるのかもしれません。
ただし、保険料は、車種・等級・年令・運転者の範囲・免許の色・年間走行距離などの条件次第で大きく変化するので、より多くの保険会社から見積もりを取る事で、自分の場合の適切な保険料が分かります。
つまり、見積もりの中の最も保険料が安い任意保険が、今の自分の条件にとってベストな保険と言うことです。
自動車保険の保険料に影響する要素
今の自動車保険は、リスク細分型保険と言って、事故を起こす要因を細分化して保険料を決める仕組みになっています。保険に入る車の車種や運転する人ごとに、保険料が決まるようになっています。
保険料が決まる要素には、以下のような項目があり、これを基に保険会社で保険料を決めていく仕組みです。
- 年令
- 等級
- 用途・車種
- 型式別料率クラス
- 新車・新車以外
- 補償内容
- 運転者限定
これらの内容を基に、個々の保険会社は独自に保険料を決めます。また、保険会社独自の基準を設けて、保険料を決めている場合もあります。
同じ年令で同じ等級なのに、乗っている車種によって保険料に差が出たり、乗っている車種は同じだけど、年式が違う事で保険料が違ってくる、というような事が頻繁に起きるのがリスク細分型保険の特徴です。
安い自動車保険を見つける方法
自動車保険の保険料は、保険会社によって異なりますから、一括比較をする事で安い自動車保険を見つける事ができます。
インズウェブの一括見積もりは、最大で20社の保険会社から見積もりを取り寄せる事ができ、利用者の平均で30,035円も保険料が安くなりました。
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一括見積もりのできる保険会社
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