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臨時運転者特約を取り扱う保険会社は無くなりました

臨時運転者特約を取り扱う保険会社は無くなりました

 自動車保険に加入している人は、保険料を安くするために、年令条件や運転者限定などを設定している事と思います。

たとえば、35歳の人が任意保険を契約する場合、通常は年令条件を「30歳以上補償(保険会社によっては35歳以上補償をセットできる事もある)」と設定しています。こうする事で、保険料を安くする事ができるので、多くの人が年令条件を設定しています。

しかし、この年令条件よりも年令の若い人が車を運転すると、設定した年令条件から外れる事になるため、事故を起こしても保険金が支払われないという事態になってしまいます。この場合、自動車保険の年令条件を引き下げれば問題ないように思いますが、そうすると保険料が上る事になるので、簡単に年令条件を変えるわけにもいきません。

友人とドライブに行き、途中で友人に運転を代わってもらった場合、その友人が設定してある年令条件未満の年齢なら、もしもの時に補償されない事になりますので、運転を代わってもらう事もできません。

こういう場合に役にたつのが「臨時運転者特約」ということだったのですが、現在では取り扱いのある保険会社は殆ど無くなってしまいました。

臨時運転者特約とは

臨時運転者特約は、友人・知人、別居の親族(結婚して別居している子供を含む)などの方を、年齢を問わず補償の対象とする特約です。夫婦以外は運転しないとか、運転するのは自分だけという方には不必要な特約ですが、友人など不特定の人が契約の車を運転するという方に役立つ特約です。

臨時運転者特約の臨時の運転者とは下記に該当しない人をいいます。

  1. 記名被保険者
  2. 記名被保険者の配偶者(内縁を含む)
  3. 記名被保険者または配偶者の同居の親族
  4. 記名被保険者または配偶者の別居の未婚の子(婚姻歴ありは除く)
  5. 1~4に該当する人の業務に従事中の人
  6. 自動車を取り扱うことを業務としている人(自動車修理業や駐車場業など)

※ 記名被保険者とは、契約の車を主に運転する人の事で、通常は自動車保険を契約した人となります。

臨時運転者特約は廃止の流れ?

確認した限りでは、国内大手損保では取り扱いを中止しています。

たとえば、SBI損保の場合は
「運転者限定」を「なし」に設定されていれば、「運転者年齢条件(家族運転者等の年齢条件に関する特約)」の設定内容に関わらず、同居のご家族等以外の方は年齢を問わず運転者の範囲に含まれるため、「臨時運転者特約」を別途設ける必要がありません。

つまり、運転者限定の中で、「限定なし」とすることで「臨時運転者特約」と同じ補償を実現できるとしていますし、セゾン自動車保険の場合も、同様の対応となっていますので、今後は「運転者限定」の中に含めて提供して行く事になるようです。

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