自動車保険に入る時の10コの必須チェックポイント:Part1
自動車任意保険に入る時は、これから入ろうとする保険の内容に間違いがないかを確認して、あとは保険料を支払えば誰でも簡単に入る事ができます。
生命保険のように、健康告知が必要だったり、いろいろなチェック項目をクリアしなければ契約できないという事もありませんから、入るのは本当に簡単にできてしまいます。しかし、事故を起こし、いざ保険金を請求する段になると、いろいろなトラブルが発生して、思うように保険金が支払われないという事もあります。
トラブルの多くの原因は、契約条件が相違するためとされていますから、まずは自分の入っている保険の内容や契約条件をしっかりチェックし、無用なトラブルを招かないようにしたいものです。
ここでは、必ずチェックしたい10コのチェック項目をご紹介します。
必須チェックポイント:Part1
以下のチェックポイントは重要ですから、自動車保険に加入する時や、見直しをする場合には必ず確認したい事ばかりです。
チェック1:車を主に使用する人は誰か
この項目は、保険契約をする上でとても重要な項目になります。
仮に、契約者と運転者が異なる場合は、「記名被保険者」の欄に、その車を主に使用する人の名前を必ず記入しなければいけません。
ここで名前を間違えてしまうと、保険の対象になる人の範囲まで変わってしまいますので、十分に注意する事が必要です。
たとえば、運転者限定の「家族限定」の場合では、家族の範囲が「記名被保険者と同居家族」となり、補償の対象になるのは、契約者ではなく「記名被保険者」を基準に決まっていきますから、ここは注意しなくてはいけません。
チェック2:車の所有者は誰か
車の所有者が契約者と異なる場合は、自動車保険の申込時に所有者の名前を損保会社に必ず伝えてください。また、オートローンやリース車両の場合は、オートローンやリース契約をしている「貸し主」の名前も忘れないようにしてください。
チェック3:運転者の年令条件
年令条件も重要な項目です。運転者に年令条件を付ける事で、保険料を安くする事ができます。
- 年齢問わず補償: 全年齢が対象
- 21歳以上補償: 21歳以上が対象
- 26歳以上補償: 26歳以上が対象
- 30歳以上補償: 30歳以上が対象
- 35歳以上補償: 35歳以上が対象
年令条件としては、上記の5段階ですが、保険会社によっては「35歳以上補償」を提供していない場合もあります。
この年令条件を付けている場合、その年令条件を1歳でも下回ると保険金は支払われません。たとえば、「30歳以上補償」としていて、29歳の人が運転し事故を起こしても、補償の対象外となり保険金は出ない事になります。ですから、年令条件を付ける場合は、運転する可能性のある人の中で、一番若い人の年令を基準にしなければいけません。
子供が免許を取って車を運転するようになったら、子供の年令に合わせて年令条件を変更しておくといいでしょう。ただし、年令条件を変更すると保険料が割高になりますから、その場合は「子供特約」付けるといいでしょう。
チェック4:記名被保険者の免許の色は
免許証の色がゴールドの場合は、ゴールド免許割引が使えます。
夫がゴールドで妻がブルーの場合でも、夫の名前で契約し記名被保険者が夫であれば、ゴールド免許割引が適用されます。もちろん、ブルー免許の妻が運転していても大丈夫です。
なお、ゴールド免許からブルー免許に変更になった場合、その保険の契約期間中はゴールド免許割引が適用され、次回の自動車保険更新時から「ゴールド免許割引」が無くなります。
チェック5:運転者を限定するか?しないか?
運転者限定とは、契約車両の運転者を「本人」「夫婦」「家族」に限定するかどうかとう言う事です。運転者を限定する事で保険料を安くする事ができますから、事情が許せば、運転者限定をした方がいいでしょう。ただし、運転者限定を付けると、その条件に含まれない人が起こした事故は補償の対象外になりますので、注意してください。
運転者限定の「本人」は、文字通り本人のみで、「夫婦」は夫と妻のみ、「家族」の場合は以下の人が対象になります。
- 記名被保険者
- 記名被保険者の配偶者
- 記名被保険者または配偶者の同居親族
- 記名被保険者または配偶者の別居の未婚の子
状況によって「運転者限定」を見直してください。
- 結婚して配偶者も運転するようになった(本人限定→夫婦限定)
- 子供が免許を取って家の車に乗る(夫婦限定→家族限定)
「自動車保険に入る時の10コの必須チェックポイント:Part2」に続きます。
上記の内容は「自動車保険の落とし穴(朝日新書)」という図書の内容「必須チェックポイント10カ条」を参考にしています。
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